イングリッシュコッカースパニエル遺伝病に関するブリーダーの裏事情

遺伝性疾患について

イングリッシュコッカースパニエル遺伝病に関するブリーダーの裏事情

イングリッシュコッカースパニエル ブリーダーがDNA遺伝性疾患検査をしない理由

DNA遺伝性疾患検査費用は高額であること

イングリッシュコッカースパニエル ブリーダーがどうしてDNA遺伝性疾患検査をしないのかといえば、まず一番に検査費用が高いことです。

Orivet–ASAPラボラトリー(オーストラリア)での検査費用を参考にすれば、1頭1検査につき10,200円、3頭以上で9,690円/頭、セット検査価格は19,300円/頭、3頭以上で17,370円/頭です。

日本の検査機関だと、もう少し高めだったり、検査項目が充実していなかったりします。

検査する犬が1頭だけならできるけれど、複数頭いれば結構な出費になります。

利益追求しか考えないブリーダーは、こんな出費をしてまで検査はしません。

検査費用に見合うだけのメリットがないこと

さらには、親犬達を検査したとしても、良くてキャリア、おそらくアフェクテッドが半数以上という結果になる可能性が限りなく大きいでしょうから、検査するメリットが何もないのです。

キャリアとアフェクテッドで交配することは、必ず病気の子犬が生まれると想定されますから、検査することそのものが分かってはいけない現実を晒すことになり、繁殖を続ければ逃れられない確信犯になります。

出費する痛みも伴わず、遺伝病を受け継ぐDNAを持つ親犬で繁殖を繰り返すことに、何のためらいも感じないブリーダー。

そのようなブリーダーに限って、「うちでは過去にそういった病気の子は一切出ていません」と言い切ります。

しかし、犬を可愛がり大切に育てるオーナー様は、人柄が善良であればあるほど、迎えた犬に何かあっても、わざわざ疎遠になっているブリーダーにその報告をして無益なストレスを感じるよりも、少しでも可愛い我が子のために利益になることをしてやりたいと思うものなのです。

ブリーダーの言う「うちでは過去にそういった病気の子は一切出ていません」や「そういった報告はない」といった言葉は、心理的な側面から考えれば、「そういった病気に関しては、今までもそしてこれからも、一切関知いたしません」ということであると解釈すべきだと思います。

それ相応の金額差があったとして、医療費や精神的な苦痛を考えれば、可能な限り遺伝性疾患を排除するブリーダーから子犬を迎えるメリットは、その金額差以上のものがあると思うのは、私の偏った考え方でしょうか?

あなたの大切なパートナーとなる子犬は、どうか、最善を尽くすブリーダーからお迎えください。

 

 ※ キャリア、アフェクテッドの違いや交配については、「DNA遺伝性疾患検査結果を考慮したブリーディング」をご覧ください。 

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